クーラントの交換メモ
エンジンを冷却するためのクーラント液(不凍液)を交換しようと思います。
だいたい、バイク純正のクーラント液は2年で交換のようです。
クーラント液の色はピンクやミドリがありますが、これは錆が発生した際に即分かるようにしているからです。
色により、機能が変わるということはありませんから、現在使用しているクーラント液の色と同じものを購入しましょう。
ピンクとミドリを混ぜてしまうと、錆発見がしにくくなりますから、やめておきましょう。
FZ1 FAZERのクーラントの交換方法
クーラントの交換に必要なもの
・ボルトとガスケットは新品にします
(fz1-fazer 90430-06817 90153-06002)
・クーラント液
・廃油処理
クーラント液を抜く準備
廃油処理箱をクーラント排出ドレンの下に置きます。
ドレンからクーラント液を抜きます。fz1-fazerの場合は10mmスパナを使用します。
ここでドレンを解放しますが、この段階ではクーラントは落ちてきません。
(ラジエーターキャップを外すと一気にクーラント液が流れ出します。)
ラジエーターキャップを外してクーラント液を抜く
ラジエーターキャップを外します。
ラジエーターキャップを外すと、クーラント液が排出されます。
クーラントラインを洗浄
クーラントラインを水道水で洗浄します。水道水をコップに入れて流しています。
(ドレンを締めて満杯まで入れ、エンジンを回す方法もあります。)
リザーバータンクを取り外す?
fz1-fazerのリザーバータンクを取り外すべくサイドパネルを取り外します。
次にブレーキフルードタンクを取り外します。
ブレーキフルードタンクを外にだします。
リザーバータンクの蓋を外します。クーラント液の補充はここからできます。
赤矢印の位置にゴムがあり、リザーバータンクが刺さっているのですが、いくら頑張ってもはずれません><
出来れば外して洗いたかったのですが、
今回はクーラント液の追加だけにしておきます。
ちょっともったいないのですが、手動ポンプの先を切りました。
手動ポンプの先を突っ込んでクーラント液を補充しました。
クーラント液の補充
新しいドレンとガスケットを取り付けます。
クーラント液を補充します。地道にビニールコップで足していきます。
エア抜き
クーラント液を満タンまで入れたら、エンジンを回します。
クーラントが入りそうなら、追加で足します。
2,3分したらラジエーターキャップをして町内一周します。
町内一周したら、バイクが冷えるまで待ちます。
バイクが冷えたら、ラジエーターキャップを外して、再度キャップを締めればエア抜き完了です。
くれぐれもエンジンが冷えてからラジエーターキャップを外してください。
熱い状態でラジエーターキャップを外すと、クーラント液が噴出して危険です!
ラジエターキャップの交換
ラジエターキャップは2~3年に1回交換するのが理想との説があります。
私の愛車のfz1-fazerは2008年製なので、ツベコベ考えず交換しましたw
ラジエターキャップの外側はかなり汚れています。変えて良かった~
中側はキレイでした。