ハーレーダビッドソン883Rのハンドル交換(XLXスタイルバー)

XLXスタイルバーと純正ハンドルの比較写真 鉄の馬(バイク)

883Rのハンドルは幅広い

883Rのハンドルは幅広すぎます。

身長166cmの管理人は、結構シート前側に乗車してますが、ハンドルの幅広さで操作しにくいなと思ってました。

特に、たまーにする、すり抜け時に、ハンドルが幅広過ぎることで、ぶつかるんじゃないかと不安になります。

すり抜け推進派ではないのですが、安全なすり抜けはあって然るべき派の管理人としては、やはり、ハンドルを短いものにしたいと思うようになりました。

883rのハンドルは幅80cmある
883rのハンドルは幅80cmもあります。。

XLXスタイルバーへの利点

883Rにブレーキホースの交換不要で取り付けられるハンドルをいくつか探しました。

モノよっては、車検非対応であったり、長さが変わらなかったり、スタイルが883Rに似合わなかったりと、なかなか納得がいかなかったのですが、やっと見つけました。

XLXスタイルバーです。

XLXスタイルバーの写真
XLXスタイルバーの詳細写真
なんと純正の80cmから69cmへ、実に11cmも短くすることができるんです!

ちなみに、会社のホンダ スーパーカブのハンドル幅を測ってみたところ、69cmでした。


こちらが、実際の比較写真です。

上が純正ハンドル。
下がXLXスタイルバーです。
XLXスタイルバーと純正ハンドルの比較写真

いかがですか?
大人と子供の違いのようですよねwww

非常に気に入りました!

ハーレーダビッドソン883Rのハンドル交換方法

では、ハンドルの交換手順を紹介していきます。

あくまで、管理人の方法でして、絶対ではありません。

(クレーム対策ですw)

1傷防止

まずは、バイクに傷がつかないよう毛布でバイクを覆います。

最低限、タンクとライト周りは保護するようにしましょう。
バイクの傷防止のため毛布でバイクを包みます

クラッチ側の取り外し

まずは、クラッチ側から取り外します。

クラッチ側の取り外し位置
 ↓
このように取れます。
クラッチ側の取り外し2
クラッチ側の取り外し3

続いて、クラッチケーブルをまとめているプラスチックを外します。

手で下に引っ張れば取れます。左右2カ所ずつありました。
クラッチケーブルの固定を外す

こんな感じのものです。
クラッチケーブルの固定を外す2

クラッチ側BOXを外します。
クラッチ側BOXを外します
クラッチ側BOXを外します2

はい、左側取れましたー

純正グリップは接着剤でくっついているので、新しいものを購入しました。ですからクラッチ側はそもまま放置しますw
クラッチ側取り外し完了の写真

ブレーキ側の取り外し

ブレーキ側の取り外しです。

矢印の位置を緩めます。取り外しはしません。

アクセル側のケーブルまでバラすとあとあと大変だそうなので、アクセル側グリップはハンドルから抜く方法にします。
ブレーキ側のネジを緩める位置の写真
ブレーキ側のネジを緩める位置の写真

次にブレーキケーブルを自由にしてあげます。

こちらも下に引っ張るだけで外せます。
ブレーキケーブルを自由にする

で、トップブリッジのネジを4つ取り外します。

が!ここで、ハンドルが急に倒れ込むので、できれば誰かにハンドルを持っていてもらいましょう!

トップブリッジのネジを取り外す写真

500円で中1の息子が手伝ってくれましたwww
アクセルグリップを抜く写真

次にブレーキ側BOXのネジを取り外します。
ブレーキ側のネジを緩める位置の写真
ブレーキ側の取り外し完了
ブレーキ側の取り外し完了

ブレーキ側最後の工程は、ブレーキ側グリップの取り外しです。

純正グリップは接着剤で固定されているので、ハサミできりました。
ブレーキ側グリップを取り外すためハサミで切る写真
ブレーキ側グリップを取り外すためハサミで切る写真
ブレーキ側グリップを取り外すためハサミで切る写真

これで取り外し工程は完了です。
XLXスタイルバーと純正ハンドルの比較写真
上:旧ハンドル(純正)
下:新ハンドル

ハンドル取り付けの注意点

基本、取り外しの工程を逆に行うだけですが、ハーレーダビットソン特有の注意点があるので、簡単に解説します。

ブレーキ側仮組

まずは、新しいハンドルにアクセルグリップを差し込みます。

このとき、赤丸の場所はデリケートで壊れやすいので触らないようにしましょう。
ハンドルにアクセルグリップを差し込んだ写真

ブレーキレバーを取り付けますが、そのまま組付けようとすると♢の位置が赤丸の位置にあたり、故障の原因となります。

ですから、ブレーキレバーを引きながら組み付けるようにします。

あくまで仮組です。本締めしないようにします。
ブレーキレバーの組付け注意点

さらに、赤点線のコードがハサミ込まれないよう注意します。(ハンドルには配線を入れ込むための凹みがあります。)
コードがハサミ込まれないよう注意!

次にトップブリッジを固定します。ネジは対角線に締めていきます。ここも仮組です。
トップブリッジのネジを取り外す写真

クラッチ側仮組

クラッチ側もブレーキ側と同様、コードがハサミ込まれないよう注意します。

ブレーキ側と違いレバーを引きながら取り付ける必要はありません。

こちらも仮組です。

位置の確認

ハンドルの角度=高さ、クラッチやブレーキレバーの高さ、タンクに接触しないかを確認します。
タンクに接触しないかを確認する写真
タンクに接触しないかを確認する写真

グリップの取り付け

キジマ (kijima) のスリムグリップ スポーツタイプを購入しました。4千円くらいです。

ハーレーダビットソン純正グリップだと2万位するようなのでwww

スリムキジマのグリップ スポーツタイプ
グリップの取り付け方法

グリップは左右でサイズが違います。確認して差し込んでください。

今回は、とりあえず接着剤なしでグリップを差し込んでみました。取れるようなら接着剤を使用する予定です。

本締め

グリップを差し込んで、ハンドルの角度等も確定したら本締めしていきます。

完成

純正ハンドル
883rのハンドルは幅80cmある

XLXスタイルバー
XLXスタイルバーの883Rの写真

XLXスタイルバーの問題点

XLXスタイルバーの問題点として、ブレーキホースがあげられます。

ハンドルが短くなったため、ブレーキホースが余ってしまうんです。

ブレーキホースの交換が必要ですかね?

ブレーキホースが長すぎる写真

関連: ライザーでハンドルの高さ変更

構造変更について

構造変更をすると車検の残期間は無効になります。

構造変更を申請する際は、タイミングを考える必要があります。

ちなみに、構造変更したら、15日以内に申請する必要があります。

ハンドル交換の感想

今回、XLXスタイルバーというハンドルに交換したことにより、操作性が非常にクイックになりました。

一番の利点は、すり抜けが怖くなくなった点です。

ちょっと、調子にのって、すり抜けGOGO状態になってしまうので、落ち着くことが大切ですがw

問題点としては、若干、ハンドルが遠いといったことです。

管理人の166cmという身長では、若干前傾姿勢となってしまいます。

ですから、峠を攻めるような場合はいいのですが、アメリカン本来ののんびり走行には向いていません。

基本は、のんびりを主体としたいので、ちょっと改良を検討しています。

関連: ライザーでハンドルの高さ変更

ハンドルの角度調整

後日談になりますが、フルロックターンの際、手首が窮屈でしたので、角度を下げることにしました。

ハンドル角度を決める際は、フルロック時の確認をお忘れなく〜

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