fz1-fazerの走行距離が19350キロでしたので、スパークプラグの交換をやってみました。前オーナーがスパークプラグの交換をしていないとしたら、ちょっとヤバイですw
プラグ選び
プラグメーカーのNGKで対応プラグを検索したところ、
私の初期型FZ1 FAZERでは、以下のとおりでした。
排気量:1000
機種名:FZ1/FAZER(’08.2~)
型式:RN21J
MotoDXプラグ:—
ストックNo.:-
イリジウムIXプラグ:CR9EIX▼
ストックNo.:5448
標準プラグ:CR9EK▼
ストックNo.:4548
必要本数:4
NGKによると、イリジウムIXプラグ、標準プラグは二輪車の場合、5千kmでの交換が推奨されており、
ヤマハサービスマニュアルでは、標準プラグで13000kmでの交換が推奨されています。
んー
この場合、間をとって9000kmでプラグ交換がベストですかね。
肝心のプラグですが。
イリジウムIXプラグにしても交換ターンが伸びるわけでもなく、サーキットを走るわけでもなく、そもそも旧車ですので、安全安心の標準プラグにしました(^^)b
FZ1 FAZERのプラグ交換手順
プラグ交換の大まかな流れは「カウルを外す」→「ラジエーターをずらす」→「ファンを外す」→「プラグを外す」→「プラグを付ける」です。
プラグ交換手順:カウルを外す
まずはカウルの一部を外します。
外したカウルとネジは整理して置いておきます。
プラグ交換手順:カウルを外す
こちらは後日気付きました。
未確認ではありますが、ここのパネルを外すと作業性が大幅アップすると思います。
プラグ交換手順:ラジエーターをずらす
ラジエーターは3か所で止まっています。まずはバイクの左上と下のネジを外します。
バイク右上は、引っかかっているだけなので、ラジエーター本体をずらして外します。
プラグ交換手順:ファンを外す(左側)
左側のファンを外します。
プラグ交換手順:ファンを外す(右側)
右側のファンを外します。
まずは手前の2つのネジを外します。
奥のネジは反対側から頑張って外します。
これで右側のファンをズラすことができました。
プラグ交換手順:コネクタを外す
まずは左側3つのコネクタを外します。
3か所外れました。
次に右側のコネクタを外します。
ここがキツイ!!!
頑張って外しました。
プラグ交換手順:イグニッションコイルを外す
イグニッションコイルを左右に回しながら抜きます。
バイク左側から3つ目のイグニッションコイルは、さらにコネクタを外さないととれません。。。
小型のラチェットレンチを使うと楽でした。
外したイグニッションコイルは順番が分かるよう整理して置いておきます。
プラグ交換手順:清掃
スパークプラグを取り外す前に清掃します。
イグニッションコイルを抜いたら、エアーでゴミを吹き飛ばします。
スパークプラグは図のようなイメージで取り付けられています。
プラグ交換手順:スパークプラグを外す
スパークプラグを外します。ソケットは16mmで磁石式です。
磁石式でないと、取り外せませんから注意を!!!
サクッと外します。
磁石式ですので、こんな感じでスパークプラグがソケットについて取り出せます。
外したスパークプラグは順番が分かるよう整理して置いておきます。
プラグの焼け診断
こちらが取り外したプラグです。くすぶっています。
NGKサイトによると、長時間のアイドリングや連続低速運転などにより、くすぶりは起こるとのことです。
たまに、時速80km連続走行することが大切です!
プラグレンチが抜けない
私の持っているエクステンションバーは短いため、プラグに差し込むと結構ギリギリでプラグを取り出すのが大変でした。
ですから、エクステンションバーにヒモを括り付け、プラグを抜くやり方をしました。
プラグ交換手順:スパークプラグを取り付ける
取り付けにはトルクレンチを使用します。
12.5に合わせます。
カチッといったら、そこで止めます。それ以上回すとトルクが掛かりすぎになります。
スパークプラグ交換の注意
たかがスパークプラグの交換と思ったのですが、なかなか大変でした。
初めてスパークプラグを自分で交換する場合は、2,3日の余裕を持った方がいいです。
工具が足りないと、そこで作業ストップになりますので><・・・
今回は自分でやってみましたが、次回自分でやるか微妙です。。。w
プラグ交換で使用した工具
以下に使用した工具等を覚えている限り紹介します。
スパークプラグ
マグネット付16mmソケット
トルクレンチ
エアダスター
10mmレンチ
エクステンションバー